はじめに
お久しぶりです。しふです。2か月半ぶりの投稿です。DLC第2弾解禁で準伝が使用可能となったこともあり、エモンガにとっては非常に厳しい環境となりました。特に同タイプのサンダー、化身ボルトロス、霊獣ボルトロスの解禁は致命的です。扇風機ロトムすら淘汰されましたね。。。
合計種族値428のエモンガをこの過酷な環境で輝かせるべく、文字通り悪戦苦闘していました。今回はその中でもほんの僅かでも可能性を感じた(要出典)3つの型をボツ供養紹介します。
以下常体です。
1.一家に一台サンダー受け!!タラプエモンガ
特性:電気エンジン
性格:慎重
技構成:怪電波/羽休め/挑発/欲しがる
努力値:252-0-4-x-252-0
実数値:162-95-81-x-123-123
≪調整意図≫
HD特化
控え目珠サンダーのDM暴風が50.6-59.2%
同サンダーのDM熱風が62.3-74.0%
「環境トップのサンダーを2体使えたら強くね?」と思ったので最初に思い付いた型。エモンガには相手のサンダーを受けるためのサンダーになってもらい、自分のサンダーを通すためのパーツとして期待が掛けられた。「電気無効・飛行半減」という耐性が非常に優秀に見えたので特防特化+タラプによる底上げ。攻撃技の枠にはまともな技がないのでタラプ食べた後に相手の持ち物奪えたら面白そうなので欲しがるを採用。
≪ここが厳しい!≫
・相性有利のはずなのに耐久がギリギリすぎて後出しできない。
・あまりにも舐められすぎてサンダーがダイマ切ってくれない。
・処理速度が遅すぎる。(欲しがる→無振りサンダー確定8発)
・霊獣ボルトロスで同じ型が再現できちゃう。やろうと思えば。
慎重エモンガの孵化余りは交換会とかで流すかもしれない。
2.サンダー対策が逆に追い風!!弱点保険エモンガ
特性:電気エンジン
性格:控え目
技構成:ライジングボルト/エアスラッシュ/ソーラービーム/アイアンテール
努力値:212-0-4-244-12-36
実数値:157-85-81-138-82-128
≪調整意図≫
Sを+1で最速アーゴヨン抜きまで振って、残りで火力と耐久を最大化
カンムリ環境になってエモンガの弱点技がバンバン飛んでくるようになった。
環境トップはつらいぜ。 と、冗談はさておき、サンダー対策ポケモンたち(岩技や氷技持ちなど)をダイマックスエモンガで削ってから、裏のサンダー無双を狙うのがこの型。あらかじめ書いておくが、エースを通すためエースでなくエモンガにダイマ権を切るのは本末転倒であろう。この頃の私はどうかしてたと思う。正気を疑う。
≪ここが厳しい!≫
・自明だけど数値が足りない。メジャーな役割対象に勝てない。
例)対ウツロイド@パワフルハーブ
DMアイテが約6割~なので弱点保険発動すればワンパンできるが、C169+1上昇メテオビームが264%~。弱点保険は発動しない。
例)対HDバンギラス
A無振りDMロクブラがDMエモンガに88.5-105.0%なので耐えることは可能。ただ、+2DMソラビが砂下HDバンギに57-67.6%。結局勝てない。
…等々のダメ計をしたうえで実戦投入した。とても正気の沙汰ではない。
一応ウソッキーとかガラルバリヤードとかには勝てた。メジャーな役割対象に勝てないこの子の役割対象とは…?
3.逃げるは恥だがなんとやら!!脱出パックエモンガ
特性:静電気
性格:陽気
技構成:甘える/怪電波/ほっぺすりすり/挑発
努力値:228-4-4-x-20-252
実数値:159-96-81-x-83-170
≪調整意図≫
HSベース
あらゆる型のエモンガでしんどいのがランドロスだ。電気技は一切通らず、蜻蛉で対面操作しても彼方さんの蜻蛉で対面操作されてしまう。本当にあのオッサンだけはどうしようもない。
オッサンが出禁になるまでエモンガは羽ばたけないのか…。そんな折に思い付いたのが「ランドロスから逃げること」だけに特化したエモンガ。
とりあえず初手で投げて妨害技をばら撒いて、後続の積みポケモン(ブリザポスなど)の起点を作る。ランドロスが後出しされたら脱出パックが発動し、一方的にウオノラゴン等を着地できる。
※某大手動画投稿者さんの「脱出パックレジエレキ」に着想を得ています。
≪ここが厳しい!≫
・自分より速いポケモンに行動保証が持てない。
初手ノラゴンやエースバーンと対面した場合、迷わずエモンガを切ることにしていた。悲しい。
・ラグやカバと不毛な対面になりがち。
地面タイプ相手でも仕事はさせない。ただし、こちらにも遂行技がない。引き際が難しい。
・脱出パックは一度かぎり。
相手がウオノラゴンへの引き先を用意していた場合、2度目のエモンガ・ランドロス対面が発生することになる。この場合、エモンガが起点化されぬよう、フワフワと浮遊しながら毎ターン甘え続けるしかない。本当に不毛。
一応3つの型の中では一番戦える子だった。ただ、ランドロスから逃げ帰ることが仕事なので、50戦目くらいでエモンガの選出意義を見失ってきた。
※「俺が初手で行けばよくね?」と思うウオノラゴン氏
※無起点でも全然舞えるブリザポス氏、カイリュー氏
まだまだエモンガの活路は模索中。。。
おわりに
今回は新環境で手ごたえ()を感じた3つの型を紹介しました。正直しんどかったので、「皆さんも使ってみてくださいね!」とは口が裂けても言えないです。
年内にもう一本くらいエモンガで記事を書けたらいいな、と思っています。
余談
中の人が体調を派手に崩して長期療養中のため、Twitterでの浮上率は控え目になってます。もう快復に向かっているのでご心配には及びません。
これからも気力体力の許すかぎり型の開拓を進めたいと思います。
それではまた!